森下 明,  山本重明:2点時間差刺激法の臨床応用. 第4回日本バイ・ディジタルO-リングテスト研究大会プログラム集(日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会発行):p6, 1990.

日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会主催で第4回日本Bi-Digital O-Ring Test研究大会が平成2年8月25日に東京都港区虎ノ門の日本消防会館ニッショーホールで行われました。そのときに発表した演題の抄録が、日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会発行の「第4回日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会研究大会プログラム集」に掲載されました。
同じ時に発表された「2点時間差刺激法による優位点の判定」《文献》を受けて、その応用法を報告しています。ひとつの「優位点」の下に複数の「支配下領域」がある場合に、「優位点」のみの治療で効率的な治療を行うことができると述べています。また、「優位関係」は治療上のみならず、病気の成因の上でも原因側が「優位点」になっていると分析しています。さらに、経穴がどのような臓器の「優位点」になっているか知ることで、経穴の意義の理解に役立てることができると述べています。「優位点」や「支配下領域」のイメージングで詳細な検討が可能であると報告しています。

1998年01月13日 掲載
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山本重明