Bi-Digital O-Ring Testによる人体の電磁場感受性領域と伝達性領域について

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Sensing Area and Transmitting Area of Electromagnetic Field on Human Body with the Bi-Digital O-Ring Test



第1回日本Bi-Digital O-Ring Test研究大会(昭和62年8月22日)発表演題の後抄録です。
日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会発行の「共鳴」誌に掲載されています。
山本重明:Bi-Digital O-Ring Testによる人体の電磁場感受性領域と伝達性領域について. 共鳴, Vol.2, No.3&4:p16-17, 1988.

1997年12月17日 掲載
 更新

Bi-Digital O-Ring Testによる人体の電磁場感受性領域と伝達性領域について 

会員 山本重明

 Bi-Digital O-Ring Testでは、物質に手を近付けると2本の指で作った0一リングのカが変化することによって、その物質が有益か有害か、あるいは体に存在しているかいないかの診断を行う。物質から出る電磁場を生体が感受し、その情報を脳が判断し、全身の筋肉の力を変化させるものと考えられている。はたして人体のどの部分が電磁場を感受しているのであろうか。
 注射筒の外周を、アースされたアルミホイルで覆い、その内部に入れた物質の電磁場を針穴からビーム状に誘導し、その収束された電磁場を人体各部に向けてO−リングテストを行った。まず人体には電磁場を感受しやすい領域と、そうでないところがあることを証明した。そして一般的な電磁場感受性領域として、頭部、口周囲、手掌、臍周囲、外陰部、母趾球(足の母指球)、足円蓋(土踏まず)があることがわかり、それらは常態で物質から出る電磁場を感受しうることを認めた。また収束された電磁場が感受性領域から外れるとO−リングの力が変化することを利用して、それらの領域のイメージングを行った《図1》。その他特殊な感受性領域として鼻粘膜が臭いに、舌が味に感受することを実験した。また大村先生の言う様に、作用を被る臓器の代表領域でその作用する物質の電磁場が感受されることを確認した。それは全身にとっての判断ではなく、その臓器に対しての適合性や局在診断となり、一般的な感受性領域とは感受の態度が異なっていた。
 人体は電磁場を感受し情報を得るが、伝達する能力はどうであろうか。先の電磁場収束器に感受者の第2指を入れて、感受方向に指向性を持たせ、それを伝達者の各部に向けて感受者の0一リングの反応を調べた,まず人体には伝達しやすい領域と、そうでないところがあることを証明した。そして一般的な伝達性領域として、眉間、手掌(第3中手指関節手掌面)、指尖(第3指指尖)があることがわかりそれらの領域のイメージングを行った《図2》。それらの領域からは、その人の感受している物質の情報と、全身の筋力(〜O−リング)がどう変化しているかの情報(その人の脳の判断した情報)が伝達することが認められた。また伝達は電磁場によって行われることを実験した。それぞれの伝達性領域とも指向性を持ち条件によっては30m以上離れていても伝達が可能であった。その他、特殊な伝達性領域として、大村先生の金属棒を用いた第三者法にみられるように、異常のある臓器や、作用を被る臓器の代表領域も情報を伝達する。しかし前者は、その臓器異常、後者はその臓器に対しての薬物適合性もしくは局在、および物質の情報であって、一般的な伝達性領域とは伝達の態度が異なっていた。
 以上、人体の電磁場感受性領域と伝達性領域についての分析を行った。これらの研究は私が近森病院で主催する大村テスト臨床応用研究会においてなされた。


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記載責任者: 山本重明 Shigeaki YAMAMOTO