大村恵昭, 戸部雄一郎(聞き手):《インタビュー》アルツハイマー、癌のスクリーニングと効果的治療法、そして足の三里と手の合谷(True
St. 36とTrue Li. 4)の正しい場所と難病治療への応用.医道の日本, 62(10):p81-92,
2003.
- 大村恵昭教授が、2003年7月24日に、医道の日本社の新宿支店を訪れ、同社の戸部雄一郎氏のインタビューに応じられました。
- 大村教授は、
- アルツハイマー病の女性をオーリングテストで原因を調べると、脳の海馬にβアミロイドやアルミニウムなどが増え、アセチルコリンが減少しており、適合する薬を飲んでもらって、異常部に選択的にいかせることにより、2日間で正常の人とほとんど同じように話せるようになった症例。
- 藍から抽出した成分でクラミジアに効く新しい薬を発見し、「サブスタンスZ」と名づけたこと。
- 手にある小腸の代表領域を見直し、そこを刺激すると抗癌物質が出て、癌のマーカーが減少することを見つけたこと。
- 臓器の代表領域刺激には赤色光がいいこと。
- 大村教授が再特定した「足の三里」(True St. 36)を刺激すると、どこにあるかわからないような癌の転移巣にも薬が入っていくこと。
- 「合谷」を大村教授が再特定(True Li. 4)し、それが体の上部、横隔膜から上の疾患には効果がよいことを確認し、また、筋萎縮性側索硬化症にも効果があったこと。
- 肺経は母指の爪の外側で終わっているが、それが母指の手掌側で母指の長軸に対して直角に反対側の母指の爪の根元の角にあるツボにつながって大腸経に流注していることがわかったこと。
- などについて、お話されています。
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- 「医道の日本」平成15年10月号
- 定価546円(〒148円)
- に掲載されています。
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- 「医道の日本」誌は、
- 医道の日本社
- フリーダイヤル 0120-2161-02
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- が発行しています。
2003年11月04日 掲載
山本重明