同 意 書
(十分に説明がなされた上での同意)

日本バイ・ディジタルO−リングテスト協会

診断と治療のためのバイ・ディタルO−リングテストの使用に際して、
私__________________は、医師又は歯科医師__________________による私自身(或いは私の被保護者__________________)に対する“バイ・ディジタルO−リングテスト”の使用をこの同意書によって許可します。
 私はこのテストが実験的であると考えられていることを理解しています。バイ・ディジタルO−リングテストは、簡便で、非侵襲的、安全で迅速な新しい診断法として、1970年代の初めよりアメリカ合衆国で徐々に発展したもので、1980年代の初めからはアメリカ合衆国、北欧諸国、西ドイツ、イギリス、日本、中国、ベネズェラの一部の医師により実際に使用されてきましたが、日本の大半の医師、歯科医師にはまだ十分に知られていません。このテストによって医師又は歯科医師は患者さんの主訴もしくは病歴を知ることなしに系統的な診察ができます。そして、以下に説明する、心理的影響による逆効果の可能性、標準の医学とは異なる治療となる可能性の効果を 被ることがありますが、大変多くの有益な効果を生ずることが期待できます。

心理的な影響による逆効果の可能性

  1. このテストは感度が良すぎるために、病気又は症状がかなり進行するまで、標準的な医学検査ではこのテストによって得られた結果を確認できない場合があります。このことにより心理的な不安が生じる場合があります。
  2. このテストの結果には、不快で予想もしなかった医学情報が含まれる場合がありますから、ある人々にとって精神的な苦痛をうけることがあるかもしれません。

標準の医学治療とは異なる可能性

薬剤の選択とその最適服薬期間が標準の教科書に記載されているものとは異なってくる可能性があります。最適薬剤の服薬期間の延長が要求されることがあります。

有益な効果の可能性

  1. このテストは大変感度が良いため、多くの病気が大変早い時期に見つかり、それにふさわしい治療が早期に始められます。
  2. 感染をおこす可能性のある微生物をみつけて、その存在を知ることができるため、その微生物に対する効果的治療法が提案できます。
  3. この方法は通常のよく知られた医学検査とは違って、全く非侵襲的簡便、安全でかつ苦痛をともないません。この方法は高価でかさばる器械を使用しないため、ほとんど、どんな場合でもおこなうことができます。
  4. どのような治療効果も迅速、非侵襲的に評価でき、しかも安全で且つ経済的です。
  5. 患者さんの主訴あるいは病歴を知らなくても、身体の各部分の異常が系統的に見つけられます。
  6. 患者さんはエックス線、放射性物質、強い磁界等に曝すことなく非侵襲的でしかも安全に身体の正常と異常の内部臓器の映像を得ることができます。
  7. 人間を自然のままの状態で、生検、血液標本等の侵襲的な検査に頼らず、神経伝達物質、その他の物質の定性的な検出が可能です。
  8. 特定の臓器に最適の薬剤、或いは毒性をもつ食物、薬剤をそれが身体に摂取される前に知ることができます。

 このテストは感度が良いので、通常の医学検査がこのテストの結果を確認できなかった時にも、このテストを おこなった医師又は歯科医師は、異常の可能性のある臓器(癌細胞の存在の可能性を含める)或いは存在するの かもしれない感染、そして考えられる治療結果とこのテストによって指示された結論等を患者さんに教える倫理的な責任をもちます。この検査をおこなう医師又は歯科医師は考えられる治療の選択を完全に患者さんにゆだねなければなりません。
 このテストの手技の内容は、その場所の下に異常が疑われる体表面に極めて小さい機械的な力を加えたり、極 めて弱い光、電気、磁界のビームをあてた時に、同じ手の親指と他の指で形成されたO−リングの筋力をテストするものです。しかし、わが国の医学団体の間では、このテスト法はあまりよく知られていませんので、この方法と手技については細部にわたって、私の疑問点に対して十分に説明されなければなりません。そうすれば私はこのテストによる治療をおこなうことを医師又は歯科医師__________________に許可します。
 私はまたこの方法をおこなう医師又は歯科医師にテストの所見を体表面に直接書くこと、テスト結果の永久的 医学記録のために写真を撮影することを許可します。この方法は私の自由意志によって許可されているので、テストと治療は将来いつでもやめることができます。私はこのテストの結果、或いは治療に対してのどんな結論に対してもこれをおこなった医師又は歯科医師或いは研究所を非難したり告訴することはいたしません。


 

日付______________________

証人______________________ 証人________________________

患者あるいは保護者のサイン/年齢________________________

住所____________________________________________________






                     

大村教授がアメリカで使用している同意書の翻訳で、1988年6月30日発行の「共鳴」Vol.2 No.3&4の27〜28ページに紹介されたものをもとにいたしました。


1996年08月01日 掲載
転記責任者:山本重明 Shigeaki YAMAMOTO